出産といえば激しい陣痛。それに命懸け。
そんなイベントの直後から、寝れない育児が始まります。
そこで最近増えているのが無痛分娩です。
無痛分娩って本当に痛くないの?
周りに経験者がいなくて情報が無い
今回は、転勤先で二度無痛分娩をした経験をもとに、無痛分娩のメリット・デメリットをまとめてみました。
- 無痛分娩をしようか迷っている
- 無痛分娩の流れや産後の様子が知りたい
- 産後育児を頼れる人が近くにいない
二度の無痛分娩の体験談の記事はコチラ↓↓
メリット
陣痛も縫合も痛くない
無痛分娩のメリットといえば、コレ!
鼻からスイカが出るほど痛いと言われている出産が、本当に痛くないんです。
陣痛を経験しないなんて甘えだ!とか、子どもを愛せない!と言う方もいますが、そんなことありません。
無痛分娩も自然分娩も同じ出産ですよ。
心身ともに負担を軽減できる
持病のある方だけでなく、精神的に出産にストレスや不安を感じている方にもオススメです。
私も妊娠中に赤ちゃんの病気わかり、人工死産したことがあります。
陣痛によってフラッシュバックしそうで怖かったのですが、無痛分娩にすることで、落ち着いて出産できました。
産後の回復が早い
出産は何時間も痛みと戦い続けるので、体力を消耗しますよね。
無痛分娩で順調に分娩ができた時は、疲労はあまり感じませんでした。
出産直後もすぐ赤ちゃんを抱っこしたり、コロナで立ち会えなかった夫に連絡したりして過ごせました。
麻酔が切れた後、傷口の痛みはありますが、産後周りに頼れる人がいなかった私は、無痛分娩にして良かったです。
デメリット
費用が高い
自分の二度の経験(4年前と2年前)と、他の病院に何件か問い合わせした結果、
自然分娩の費用+約10万円でした。
病院によって違ったり現在の相場は変わっているかもしれませんが、自己負担額が高額になるため、費用対効果を考えて選択するといいと思います。
個人病院か大学病院かでも値段が変わるようです。
麻酔が切れた後の傷口の痛み
陣痛の痛みに比べれば全然マシだと思います。
でも、出産の痛みがなかった分、産後の傷口の痛みに敏感になるのかもしれません。
吸引分娩になった時は2~3日座れない程痛かったです。
吸引分娩や帝王切開になる可能性がある
痛みを感じないので上手くいきめないこともあり、お産に時間がかかる傾向があります。
赤ちゃんがお腹の中で苦しくなると、早く出してあげないといけないそうです。
実際私も無痛分娩1回目は、赤ちゃんがなかなか出てこれず、吸引分娩になりました。
無痛分娩に対する偏見
日本では、出産=痛いは当たり前ですよね。
出産前や出産時のエピソードを話す時など、無痛分娩をすることを伝えると、微妙な雰囲気になることがありました。
でも、出産は人それぞれ違うし、同じように赤ちゃんを産むことには変わりありません。
他の人の意見によって無痛分娩を迷っている方は、選択することに自信を持ってほしいと思います。
補足
病院や個人によって対応は様々
地域によって無痛分娩ができる病院が少ない地域もあれば、正産期前に初診を受ければ対応可能な病院もあります。
痛みを和らげる「和痛分娩」をしている病院もあります。
私が出産した病院では、事前に承諾書の提出すれば、陣痛の途中でも無痛分娩に変更可能でした。
麻酔が効くまで時間がかかり、痛みが無くなる前に生まれてしまうこともあるので、いつでも対応できる訳ではありませんが、陣痛が辛くて無痛分娩に切り替える人は多いと聞きました。
まとめ
いかがでしたか?
無痛分娩はメリット・デメリットありますが、周りに頼れる人が少ない転勤族には、一考の余地があると思います。
幸い私は自分に合った病院に巡り会えましたが、地域によっては無痛分娩ができる病院は限られています。
迷っている方は、一人で抱え込まず、パートナーや産婦人科の先生とよく相談してください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。