転勤族は、赴任先で出産するか里帰りするか、出産する場所に悩みますよね。
実家が遠くて移動が大変。
でも、夫婦だけで乗り切れるのかな?
悩む理由も様々です。
そこで、転勤先で2度出産した私が、心身ともに大変な産褥期をどのように乗り切ったかをまとめました。
一番大切なことは、頼れるものにはどんどん頼ろう!!です。
- 里帰りしても頼れる人がいない
- 親との関係がよくない
- 自宅と実家の移動が不安
無痛分娩
無痛分娩は産後の回復がいいと産婦人科の先生から聞き、すぐに夫に相談。
自然分娩よりも追加費用が掛かるため自己負担額が増えますが、できるだけはやく体力を回復したいと思い、無痛分娩を選択しました。
陣痛が痛くないというのが無痛分娩の最大のメリットですが、メンタル面でもよかったことがたくさんありました。
無痛分娩のメリットとデメリットをまとめた記事はコチラ↓↓
陣痛タクシー
妊娠中や産後のことで頭がいっぱいになりがちですが、陣痛はいつ来るかわかりません。
いざという時のために、病院までの交通手段は考えておきたいですよね。
そこで便利なのが陣痛タクシーです。
特に夫が仕事や出張中、周りに頼れる人が居ないときに陣痛が来ても、陣痛タクシーに登録しておけば安心です。
事前に市区町村、又は、タクシー会社に問い合わせましょう。
ちなみに私が出産した地域は、陣痛タクシーの無い地域でした。
同じように出産している方はどうしているのか市町村に問い合わせると、
この地域では、陣痛で困ったときは積極的に救急車を呼んでもよいことになっている
とのことでした。
救急車なんて敷居が高いけど、問い合わせておいてよかった。
結局陣痛が来たときは夫と一緒に居たので、救急車を呼ばずに済みましたが、事前に問い合わせたことで、安心して陣痛を待つことができました。
不安なことはなんでも聞いてみよう!
産後ケア事業・産前産後サポート事業(市区町村)
都道府県の子育て支援をまとめたサイト:47都道府県の子育て情報をご紹介!未来ある子どもたちをみんなで育てる
産前産後に利用できるサービスは、事前に申請が必要なものがほとんどでしたが、周りに頼れる人が居ない私には、もしもに備えて申請しておきました。
利用するかどうかは関係なく、困ったときに頼れる場所があるというだけで気持ちが楽になります。
万一に備えて、利用できるものはすべて登録しておきましょう。
上の子の保育園入園
保育園の入園の条件に、「妊娠・出産」があることをご存じですか?
入園可能な期間は、出産予定日前の8週間と出産後8週間が一般的ですが、地域によって異なりますので、役所にお問い合わせください。
産後、新生児の育児に専念できた。
上の子と新生児をワンオペで育児しなくて済んだのは本当に助かりました。保育施設の送迎はしばらく夫にお願いし、私は家から出ずに下の子の育児に集中できました。上の子もずっと在宅だとストレスが溜まってしまうのが心配でしたが、出かけられないストレスを与えずに済みました。
3歳未満だと保育料がかかる。
私は無痛分娩、保育料、同時期に通い始めた療育の利用料が重なったため、かなり出費が痛かったです。しかし、実家に頼れない分、利用できるものは何でも頼ろうと思っていたので、必要経費として割り切って支払いました。
夫の育児休暇の取得
最近育休を取得する男性が増えてきたとのことですが、昇進に影響したり、現実的に仕事が休めないという会社もあると思います。
夫の職場も、表向きは育休を促進しているようなところですが、嫌味を言われたり、休みの間も時間が空いたら出勤するよう言われたりしたので、結局産後2週間程度しか認められませんでした。
休めただけでもありがたいのですが、外出できるようになる1か月健診まではお休みしてもらいたかったのが本音です。
女性は、妊娠中からホルモンの変化でメンタル面が不安定になりがちですが、産後はホルモンバランスの乱れに加えて睡眠不足になり、想像以上に大変です。
もしパートナーが休みの取れない職場なら、里帰り出産をしたり頼れる人に家に手伝いに来てもらうなどして、誰かを巻き込んで育児をするようにしましょう。
大切なのは、できるだけワンオペ育児しないことです。
宅配
出産後は、産後1か月健診まで外出ができません。
日中育児に専念するために、買い物に出かけなくて済むよう事前に利用登録をしておきましょう。
お店で買うよりも値段が割高ですが、市区町村の子育て支援サービスと同じように、登録しておくだけでも気持ちが楽になります。
今は便利な時代ですよね。
他にも、食料品や日用品を買いだめしたり、おかずの作り置きをしておけると安心です。
ちなみに我が家は、ピザやお寿司など大体のものが配達地域の対象外というど田舎ですが、ECサイトと生協宅配(コープ)は利用できました。
子どものために、親(自分)の育児環境を整えよう
ただでさえ睡眠不足や疲労で心身ともに負担がかかる産後は、自分のことだけでも正直いっぱいいっぱい。
些細なことでイライラしたり、涙が出たりすることもあります。
自分のストレスが赤ちゃんに影響を及ぼすのではと心配になりますよね。
産後うつにならないためにも、パートナーと協力し、産後ストレスになること(無理な外出や望まない来客など)はできるだけ避けましょう。
心に余裕を持って出産や育児をするために、どうか自分を大切にしてくださいね。
自分のためにしたことは、赤ちゃんのためにもなります!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。