冬場は結露、夏場梅雨の湿気と、カビが生えないための対策は欠かせませんよね。

梅雨の時期は家の中が湿気でジメジメ。

押入れに仕舞っていた大切なものが結露で濡れてしまった!
こんな経験がある方、たくさんいると思います。
我が家は転勤族ですが、家賃の安さにつられていつも築年数が古い社宅に入ります。
しかし、家族にアレルギー体質や喘息持ちがいるので、できるだけ家の中を清潔にしなければなりません。
引っ越しのたびにその家に合わせて行っているのですが、今回は我が家がどんなカビ対策をしているか紹介したいと思います。
- 家の結露がひどい
- 部屋の湿度が高くてジメジメしている
- 年中カビと戦っている
カビが発生しやすい環境は?
この3点を対策すればカビを防げます。
気温の調整は難しいですが、
以上のことを基本に対策していきましょう。
押し入れ
すのこ
押入れにすのこを敷いて、風通しを良くするというものです。

カビを完全に防げるわけではありませんが、物の下に敷いておくと空気の通り道ができて通気性が良くなります。
抗菌加工のプラスチック製が増えており、カビや汚れがついても丸洗いできます。
湿度を調整してくれる木製のすのこは、万一カビてしまっても、すのこから先にカビが生えてほかのものが無事なこともあります。
ですが、またすべて買い換えるのは大変なので、カビが発生していないかこまめに確認が必要です。
除湿剤
押し入れの中だけでなく、下駄箱、キッチンの戸棚の中など、空気がこもる所に置きましょう。
梅雨などの湿気が多い時期には、1ヶ月もたたないうちに水がたくさん溜まって交換になることもあります。
置くだけで湿気対策になるので手間がかからず楽チンです。
プラスチック製の収納
特に使っている方が多いのがカラーボックス。
木製のものが多く、表面より裏側がよりカビやすくなっています。
我が家は押し入れ以外の収納の家具はプラスチック製のものが多いです。
一度カビが生えてしまうと綺麗に拭き取ったとしても見えない所までカビが入り込み、またすぐにカビが発生します。
除湿器や布団乾燥機を使う
押し入れの中の湿度が高すぎると感じるときは、部屋で使っている除湿器や布団乾燥機を使って除湿します。

カビが発生する前に、できることをやろう!
我が家で使用している布団乾燥機はコチラ↓↓
必要に応じて換気
寒気が一番簡単にできる防カビ対策です。
しかし、押入れの中と外の温度差があると、開けることによって逆に結露が悪化してしまうことがあります。

極力開ける時間を短くすることが大切。
すでにカビ臭い場合は?
オススメは「コジット パワーバイオ 押入れのカビきれい 防カビ・消臭」です。

バイオのチカラで簡単カビ・臭い予防。お掃除後のキレイが長続きします。
これを臭いが気になる押入れの天井に貼り付けたらあら不思議!
あっという間に臭いが消えて、今のところ新たなカビも生えてきません。
クローゼット・タンス
衣類の防虫剤
衣類の防虫だけでなく、防カビもできるものが主流です。
衣替えの時に入れ替える方が多いと思いますが、気温や湿度によっては早めに交換時期が来てしまうこともあるので注意が必要です。

衣類はカビやすいので、収納には必ず除湿剤を置いているよ。
窓
結露はひたすら拭く!
以前は結露の季節になると、必ず結露テープ貼っていました。
ですが、時間がたつと結露テープがかびてしまい、何度か貼り変えなければなりませんでした。
毎日窓を拭くのは正直手間ですが、放っておくと窓やカーテンがカビる原因になってしまいます。

面倒だけど、拭くのが一番効果的!
中性洗剤を含ませた雑巾で拭く
中性洗剤と水道水を1:10の割合で作った液に浸した雑巾で窓を拭いておくと、界面活性剤の効果で結露が付きにくくなるという方法です。
私はずぼらなので、洗剤の割合がだいぶ濃くなっていると思いますが、本当に短期間(3日間くらい)しか効果が感じられませんでした。
また、我が家はガラスだけでなく、アルミサッシの部分も結露でびしょびしょなので、この対策は効果がありません。
毎日サッと窓を拭く習慣をつけてしまったので、洗剤を使うのが逆に手間と感じます。
リビング・和室
エアコンの除湿機能や除湿器を使う
我が家には除湿器が2台あり、梅雨の時期や雨の日に湿度が70%以上になったらすぐ使います。
ずっとつけているとあっという間に除湿器のタンクが満水になりますが、除湿の成果が目に見えるので除湿できていると実感できます。
エアコンの除湿機能は、室温と外気温によってうまく除湿できないことがあるので、効果が無いと感じたら除湿器に切り替えています。
障子にプラスチック段ボールやポリカーボネートを貼る


障子の内側にプラダンやポリカーボネートを張り付けると、二重窓になり、結露が付きにくくなります。
それだけでなく、冬は防寒対策にもなるので一石二鳥です。

子どもが障子を破くのも防げます!
布団
布団乾燥機
本来なら天日干しがいいのかもしれませんが、私は虫が大の苦手なので、定期的に布団乾燥機を使用しています。
使っているのはアイリスオーヤマ布団乾燥機カラリエKFK-401です。
布団だけでなく、押入れや靴の乾燥もできます。
「ダニモード」でダニも駆除できるので、アレルギー体質がある家族がいても安心です。
布団を敷きっぱなしにしない
寝ている間にかいた汗などで湿気がこもった布団をそのまま敷いておくと、あっという間にカビが発生します。
我が家は毎日布団に掃除機をかけて、一日おきに頭側、足元側と交互に畳んでいます。
布団の下に敷いている除湿シートをかけて一応埃を防いでいます。


湿気が溜まってしまうので、押し入れには収納しません。
使っている掃除機はコチラ↓↓
水回り
換気扇は24時間稼働
今の家のお風呂場に換気扇が無く、脱衣所とトイレの換気扇はずっとつけています。
雨の日や湿度が高い日は、外の湿気を入れてしまうので、その時だけは換気扇を止めてエアコンの除湿や除湿器を使って家の中の空気の循環をよくします。
定期的に塩素系漂白剤で除菌
キッチンや洗面所などの排水溝や、トイレなどの水回りは常にカビの栄養になる餌がいっぱい。
特にカビが発生しやすいため、定期的に塩素系漂白剤で除菌しています。
家電
エアコン、空気清浄機は定期的にフィルター掃除
春と秋のエアコンをあまり使わない時期は、必ずフィルターを中性洗剤を使って洗いします。
ほかにも取り外せる部品でお手入れできるところは、できる限り掃除します。
お手入れの方法は取扱説明書をご確認ください。

意外とルーバー(吹き出し口)がカビていることが多いです。
洗濯槽、除湿器・加湿器のタンクは定期的に除菌
いつも肌に触れる衣類を洗濯する洗濯機は、常に清潔を保ちたいですよね。
また、室内に空気を循環させる役割の家電がカビていたら、部屋中に菌をまき散らしてしまいます。
そんなことにならないように、定期的に漂白剤を使って除菌をしましょう。
少しピンクのカビが見えたかなと思ったら、裏側はカビだらけかもしれません。

洗剤を使えないものもあるので、取扱説明書を読んでくださいね。
お手入れをしてから収納する
ヒーターや扇風機等の季節家電は収納する前には必ず汚れを落とします。
埃や汚れをそのまま放置すると、カビの発生の原因になってしまいます。
洗剤が使えない家電が多いので、掃除するときは、超電解水がオススメです。
最後に
一般の家庭でカビを完全に無くすのは難しいので、負担にならない程度に対策をすることが大切です。
もっと細かい内容の対策もあるのですが、私は、カビは一緒に暮らしていくものだと思っています。
神経質になりすぎると息が詰まって生活がしにくくなるので、自分ができる範囲で行いましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。