転勤族が里帰りせず無痛分娩で出産した話【2回目】

無痛分娩2回目アイキャッチ画像 転勤+主婦

転勤族の方、里帰り出産しない方は無痛分娩をオススメします!

今回は、二度の無痛分娩を経験した転勤族の妻が、無痛分娩の流れと、一度目の出産(途中から吸引分娩)との違いについてまとめてみました。

今回は二度目の体験記です。

一度目の記事はコチラ↓↓

それぞれの出産の大きな違いは2つ

【一度目】無痛分娩から吸引分娩へ

一度目の出産時は、胎児が骨盤に引っ掛かってしまったため、吸引分娩で赤ちゃんを引っぱり出しました。

無痛分娩の麻酔は帝王切開の麻酔と同じと聞いていて、出産時は本当にまったく痛みはありませんでした。

ですが、吸引分娩になったことで会陰切開が大きくなり、傷の痛みが辛かったです。

ちなみに

 二度目の出産では、そもそも赤ちゃんが大きかったため切開が大きくなり、結局術後の傷の痛みは同じくらい辛かったです。

【二度目】予定日超過により陣痛促進剤で陣痛誘発

二度目の出産は出産予定日になっても陣痛が始まらず、誘発分娩になりました。

  • 予定日を過ぎると胎盤機能が低下する
  • 自分の体力の限界

予定日を5日超過した時点で、促進剤で出産をすることが決まりました。

数日間は選べる用だったので、出産日を決められる計画分娩とも言えるのかな?

一人の時に突然陣痛が来たらどうしようとか、反対にこのまま陣痛が来なかったらどうしようという不安がありましたが、出産する日を決めてからは落ち着いて過ごすことができました。

コロナ禍での出産

二回目の出産は、妊娠期間から新型コロナウイルスが流行しており、感染対策をしたり、本当に不安でした。

  • 母親学級中止。
  • 妊娠中〜産後1ヶ月健診が終了するまでの間、妊婦本人の県外への移動や県外在住者との接触を極力避ける。
  • 立ち会い出産中止。
  • 面会禁止。荷物の受け渡しは、病院の受付でやりとり。

家族が赤ちゃんに会えるのは退院後ということになります。

コロナ禍での出産は孤独で不安でしたが、無痛分娩にしたことにより、出産への不安は軽減できたと思います。

無痛分娩にかかった出産費用

出産育児金40万8000円+産科医療保障保険料1万2000円+入院費-出産育児一時金42万円=自己負担額

健保組合が直接、医療機関に出産育児一時金を支払う「直接支払制度」を利用したので、窓口で支払った自己負担額は12〜13万円でした。

今回は小刻みに状況を書いていきます。

出産予定日(40週)

約1か月前から赤ちゃんが下がってきてお腹がだいぶ大きく、恥骨に痛みがありました。

経産婦でもあり、子宮口も1cmあいていたので、もしかしたら早めに出てくるかもしれないと言われていました。

2週間前には既に推定3200g。

性別が女の子とわかっていたので、ひな祭りがお誕生日なんて素敵!と思っていたけれど、結局陣痛は来ませんでした。

計画分娩決定(40週5日)

  • エコーではもう顔が見えないくらい赤ちゃんが下がってきている。
  • お産に向けてすこしずつ進んでいるようだし、近いうちに陣痛が来ると思う。
  • 異常が無ければ1週間〜10日くらいは陣痛を待つ。

しかし、予定日を超過していると胎盤機能が心配とのことでした。

予定日から最長で2週間は様子が見れるが、陣痛を起こして出産をする日を決めておこうということになりました。

胎盤機能も心配だし、体中が痛い、夜眠れない等自分の体力にも限界を感じていたので、出産する日を2日後に決めました。

入院当日(41週0日)

午前5時30分

起床。

朝食を食べていつもの家事をこなしました。

午前7時40分

夫に上の子をこども園に送ってもらい、荷物をまとめて病院へ出発。

午前8時20分

通勤ラッシュの時間帯で、いつもより時間がかかって病院に到着。

夫から荷物を受け取り、受付でさよなら。

病室で紙パンツと術衣に着替えて、一旦分娩室へ。

すぐに無痛分娩の麻酔を始められるように、麻酔のルートだけをとるとのことでした。

前回辛かったことを覚えていたので、事前に何度も背中を丸める練習をしていたのですが、やっぱりうまくいきませんでした。

側弯症で背骨が曲がってしまっていることも関係しているのかな?

今回のお産で一番大変だったと思います。

午前9時

病室に戻って陣痛促進剤(点滴)を開始。

子宮口は4cm開いており、柔らかい。

陣痛が始まればすぐ生まれるかもとのこと。

点滴中に助産師さんから産後の生活や病歴等の聞き取りがありました。

ここから陣痛がくるまでひたすら待ちます。

午前10時45分

陣痛が徐々に進んできたので、トイレに行って分娩室へ移動。

麻酔開始

午前10時50分

陣痛がくると体に力が入るほど痛くなってきたので、麻酔を開始。

午前11時10分

陣痛が2〜3分間隔になる。

午前11時30分

麻酔が効いてきて、全然痛みを感じなくなりました。順調。

午前11時55分

子宮口が6〜7割開いてきたとのこと。

破水

午後12時15分

朝早かったのでウトウトしてたら先生の診察があり、破水させてくれました。

あと1〜2時間くらいで産まれるかな?

少し陣痛の痛みを感じるようになってきました

午後12時50分

麻酔が弱くなってきたからか、おしりがぐっと押される感覚がわかってきました

麻酔が弱まったといっても、おなかがすいたなーと考えられるレベルの痛みでした。

子宮口は8割くらい。

午後1時30分

陣痛の時に腰が痛くなってきました。

まだ我慢できる痛み。

出産

午後2時

痛みが強くなってきたので麻酔を追加してもらいました。

麻酔はすぐに効いてきて、再び全く痛みを感じなくなりました。

しかし、同時にいきみたい感覚も無くなってしまいました。

やっと子宮口が全開になったけど、いきんでみても効果がなかったので30分くらい様子を見ることに。

午後2時30分

いきむとなかなかいい感じになったので、「産もう!」と助産師さん。

陣痛と同時にいきみ、先生がお腹を押して、助産師さんが赤ちゃんを取り上げてくれました。

今回は驚くほどスムーズに出てきてくれました

また、二回目ということもあり、とってもリラックスして出産に臨むことができました

でも、あたまより肩幅の方が大きかったので、出てくるのにまた大きめに会陰切開したとのこと。

傷は一人目の時と同じ場所だけど、吸引分娩の時よりは短いらしい。

午後2時53分

なかなか出てこなかった胎盤がやっと出てきました。

通常500gくらいの大きさが、私は900gもあったらしく、羊水も合わせて5kgは痩せたんじゃないかと言われました。

胎盤が出るまで先生がおなかを掌でぐるぐるマッサージしてくれていたのですが、それが痛かったです。

最後に

二度の無痛分娩の体験についてまとめてみました。

同じ無痛分娩でも、こんなに違う出産になるとは自分でも思いませんでした。

記事をまとめている間、わが子に初めて会えた感動を思い出しました。

経験者目線で無痛分娩のメリットとデメリットをまとめた記事はコチラ↓↓

この体験が少しでも誰かの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました